なぜ八男の源義経は「九郎」と呼ばれるのか?

源義経の名は、一般に源九郎義経として知られています。ところが、本当は義経は八男。八男のくせに、「九郎」と呼ばれるのはなぜでしょうか。
『義経記』によると、義経は16歳のとき、金売吉次とともに、奥州の藤原秀衡(ひでひら)を頼って下る途中、熱田(あつた)神宮で元服しました。そのとき、「(本来は)八郎であるが、叔父の為朝(ためとも)が鎮西八郎と名のっていたため、これを避け、仮名を左馬の九郎、実名を義経とした」と記されています。
源義経が、八男なのに九郎としたのは、叔父さんへの遠慮からだったのでしょう。

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