柔道の体重区分はなぜキリの悪い数字?

たとえば、ボクシングのライト級は130〜135ポンド、ヘビー級は190ポンド以上です。キログラム換算すればキリの悪い数字になりますが、もともとのポンドでみれば、すっきりした数字になっています。
ところが、日本ではじまった柔道の体重区分は、ずいぶんとキリが悪い数字です。たとえば男子は、60キロ級の次が65キロ級、その次は70キロ級かと思えば、71キロ級になり、そのあとは78キロ級、86キロ級、95キロ級となっています。
この中途半端な数列には、じつは法則があります。60ではじまる数字に「5」を足したあとは、「6、7、8、9」というように、1ずつ数字を増やして足しているのです。つまり、60に「5」を足して65、65に「6」を足して71、71に「7」を足して78、78に「8」を足して86といった具合です。
柔道の体重区分は、一定の体重を加えていくよりも、こちらのほうが合理的だからだといいます。

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