油絵の具はどうやって作られてるの?

絵の具の主原料は「顔料」。天然の岩石や鉱物を原料にしたもので、粒状になっています。
この顔料を紙に固定する「のり」の役目をするのが「展色材」。これが油性なら油絵の具になり、水溶性なら水彩絵の具となります。
油絵の具の展色材に使われるのは、主に「乾性油」。空気にふれると酸化して乾き、固まる性質を持つ油です。これに、ねばり、こし、かたさ、光沢を調整する「助剤」や「乾燥剤」を加え、顔料とペースト状になるまで、ミキサーで混ぜ合わせます。
さらに、真空かくはん機で混ぜ、空気の入らない容器に入れて半月から半年熟成させて、ようやく油絵の具の完成となります。

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