病院の医師は何で手を洗っている?

黄色ブドウ球菌などによる院内感染が問題になっています。院内感染は医師や看護師などの医療従事者を介して起こることが多いため、病院では「石けんと流水による手洗い」を徹底しています。
とくに手術のときは、手術用具を扱うすべてのメンバーの手や指の消毒が欠かせません。
もちろん、こういうときはふつうの家庭用石けんではダメ。殺菌性が高いといわれる市販のハンドソープでも、医療用としては不十分です。とはいえ、あまりに強力で、皮膚や患部に刺激が強すぎるものもよくありません。
というわけで、いまはふつうの石けんで洗ってから、つぎの3種類の「手洗い消毒剤」を使うことが多いようです。イソジンの商品名でおなじみの「ポピドンヨード」、「消毒アルコール」、「グルコン酸クロルヘキシジン」。これらのうちどれかを使って手を消毒。さらに滅菌タオルで拭いてから、滅菌手袋をして作業に移るという徹底ぶりです。

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