相変わらず覚醒剤や危険ドラッグにからんだ事件が後を絶ちません。暴力団はもちろん、主婦や学生に至るまで、その裾野は広がりつつあります。
ところで、摘発され押収処分を受けた覚醒剤のその跡の運命はどうなるのでしょうか?
押収された覚醒剤はすぐ検査され、成分などを明記した鑑定書をつけて封印されます。そして、裁判所などの取り調べが一件落着すると廃棄処分というのが決まり事になっています。2人以上の立ち会いの下、焼却されることが多いのです。このとき、厚生大臣の印が必要だそうです。
さて、覚醒剤以外でも警察に押収されるモノがあります。たとえば、裏本、裏ビデオといったわいせつ文書などがそうです。
こちらも、裁判所での判決しだいですが、廃棄処分になるほか、発行人のもとへ返却されることもあります。ただ、戻ってはきても、わいせつ文書として有罪だったものを、市場へ出すことはもちろんできません。
(Visited 6,173 times, 1 visits today)