小市民は、小さくなった石けんを新しい石けんにくっつけてつかうとか。そんな小市民が気になるのが、ホテルに備えてある石けん。洗面用とお風呂用と分けていますが、1泊ぐらいでは、いくらもつかいません。あまった石けんをもち帰る小市民も多いのではないでしょうか。
東京の超一流ホテルでは、一度、つかわれた石けんは、すべて廃棄処分にしているといいます。宿泊料金には、この石けん代金も含まれているそうです。だから、つかい残された石けんは捨て、つねに新しい石けんを補充しているのです。
ところが、関西のホテルになると、同じ処分するのにも、リサイクルを意識しています。たとえば、大阪のあるホテルでは、廃油業者に引き取ってもらい、工業用石けんに再生しているといいます。また、京都の某ホテルでは、クリーニング用の粉石けんと交換し、古い石けんは工場で再生されているといいます。
こんなところにも、東京と大阪の経済観念のちがいが、しっかり反映されていますね。
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