粉ガラシをより辛くしたいときには、次の3つのワザがあります。
①粉を溶くとき、水ではなく、ぬるま湯を使います。カラシの辛味成分は、40度のときに最も活性化するからです。
②湯の量はなるべく少なくします。カラシの辛味成分は、ミロシナーゼという酵素によって引き出されます。この酵素は、組織が細かく粉砕されるほど活発に働き、粉ガラシを練る動作には、この酵素をさらに細かくするという意味があります。湯の量が多すぎると粉砕されにくいので、酵素の力を十分発揮させるには、湯を少なくし、ギュッギュッと練ることです。
③溶いてすぐ使うのではなく、5〜10分ほど置いてから使います。同酵素は、溶いてしばらく経ってからのほうが効果を発揮するからです。
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