内心思ってはいても、声に出して言いにくいコトというものがあります。たとえば、理容室の料金。髪の毛の少ない人の中には、なぜ、髪の毛の多い連中と同じ料金を取られるのか不満に思っている人も少なからずいるはずです。
たしかに、理容室で観察していると、髪の少ない男性は散髪時間が短いような気もします。さらに髪が少なければ、ハサミの刃も消耗しないわけで、減価償却という点でも、料金は安くてもよさそうですよね。
しかし、理容師にいわせると、話は逆なのだそうです。
散髪の手間は髪の量とは無関係で、むしろ髪の少ない男性のほうが髪型のパターンが限られる分難しいらしいのです。それに、少ない髪を手荒に扱ってはいけないので神経も余分に使うのだそうです。
というわけで、利用料金は髪の量とは関係なく均一。ま、理容師から「お客さんはハゲてるから、安くしときます」なんていわれたら傷つきますものね……。
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