金券ショップの売れ筋商品といえば、新幹線や首都高速の回数券ですが、金券ショップはどこからこうしたチケットを仕入れているのでしょうか?
ふつうに考えれば、たまたまチケットが不要になった人が金券ショップにそれを売り、それに若干のマージンを乗せて一般に売るということになりそうです。しかし、その程度の小口の商いでは、とても需要に追いつきません。金券ショップには、もっと大量の仕入れ先があるのです。
その仕入れ先は、名だたる有名企業。有名企業の中には、損を承知で金券ショップに大量の新幹線回数券などを売るところがあるのだそうです。
なぜ、こんなことをするのかといえば、裏金をつくるためとか。たとえば、政治家に裏金を渡すような場合、こうしたお金は帳簿に載せることができない。そこで、いったん大量に買った新幹線回数券などを社内で使ったことにして、これを金券ショップに売り、そのお金を裏金として利用するという噂があるのです。
マネーロンダリングのようなものですが、金券ショップの展示在庫の増減をみていると、会社の決算期前(3月、9月)とかに増えてるように見えるのは気のせいなのでしょうか。
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