医者には、内科、小児科、産婦人科、耳鼻咽喉科、皮膚科、外科など、さまざまな専門の科目があるが、これはどうやって決めるのでしょうか。
じつは、大学の医学部を卒業した医師の卵たちは、すべての科目について学んでいます。
つまり、彼らはどんな科目でもOK。どの科目を選ぶのかは、あくまで本人の自由。医師国家試験に合格して、大学の医局に進む際、自己申告をして専門科目を決めることが多いのです。
実際は、本人の興味のある科目、親が開業医というケースは、親の診療科目と同じ科目を選んで跡を継げるようにしておくことが多いといいますが、たとえ内科の医師ではあっても、ケガ人に外科的な応急処置くらいはちゃんとできて当然なのです。
もっとも、最近は医療の進歩がめざましく、あれもこれもと診療科目は広げられないのが実情とか。お医者さんをマジメにやろうとすれば、一生勉強をつづけなければならないのです。
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