キリスト教の宣教師がはじめて日本に来たのは、天文18(1549)年のことでした。イエズス会のフランシスコ・ザビエルが2名の同僚とともに来日したのです。
以来、ほぼ毎年のように宣教師は来日しています。たとえば、天正11(1583)年には、司祭は20名、修道士は50名もいました。
文禄2(1593)年になると、司祭、修道士あわせて153名の大部隊になります。
とはいえ、宣教師の活動が活発だったのはこのあたりまでで、江戸幕府はキリスト教の布教を厳禁し、鎖国をしきました。寛永17(1640)年には、司祭、修道士のほとんどが日本から姿を消しました。
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