寿司は、本当は一個、二個ではなく、一カン、二カンと数えます。
だが、なぜ「カン」という単位で数えるようになったかは、よくわかりません。一説には、お金の単位が貫(カン)だった頃、寿司一個の値段が一貫だったことの名残りだとか、形が似ている巻物の単位の「巻」が、そのまま使われたともいわれます。
海苔巻きは一本、二本と数え、それを切れば一切れ、二切れと単純なのですが、握り寿司を一カンニカンと数える理由は、説はあるものの実際のところまだ謎なのです。
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