サラリーマンは、給与から税金が天引きされます。アルバイトでもしていれば話は別ですが、ふつう所得のごまかしは出来ません。
必要経費といっても、ごく限られたものしか認められず、確定申告してもほとんど戻ってきません。
一方、自営業者は、ごまかそうと思えば、かなり所得をごまかせますし、必要経費を水増しすることができます。ただ、経費水増しには、領収証が必要です。
この領収証集めも何十万、何百万円の単位になってくるとけっこう大変です。
なかには、フーゾク通いが趣味で、それを経費で落としている豪の者もいるそうです。店の名前はいかにもフーゾクでも、領収証は「株式会社○○」とか、それなりにもっともらしい会社名で発行してくれるのです。
パチンコ屋も同様。公正な売買では、金を払う側は、受け取る側に領収証を要求できるのは当然の社会常識。パチンコ屋だって、「領収証をくれ」といえば、ちゃんとくれるはずです。
ただし、自動販売機で買った場合は、いくら買ったかわからないので、店のほうでも発行のしようがないでしょう。どうしても欲しいときは、店員に見てもらいながら買って、金額を確認させて領収証をもらうしかありません。
しかし、パチンコ屋の領収証で、税務署が経費として認めてくれるかどうかは保証のかぎりではないでしょう。
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