都会の青年は知らないでしょうが、地方にはまだ「青年団」があります。もっとも、地方でも、青年団は「ダサい、カタい、クラい」と嫌われる傾向がありますが、なかには活発に活動しているところもあります。
たとえば、町の文化祭のバザーに参加する、風物詩となっている祭りを主催する、公共施設のまわりの除草活動や社会的な問題を取り上げた講演会を開催する、他の町の青年団たちと交流会を開く、青年団のみんなでお月見にいく……などなど。
おなじ地域に住む20代の若い人が集まり、地元に密着したさまざまなイベント活動をしていれば、それが青年団なのです。
隣に誰が住んでいるかわからないような地域では青年団どころではありませんが、なにかと地方が注目される昨今、青年団がかつての活気を取り戻す日は近いかも?
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