国際機パイロットは、どの国の時間に時計を合わせているのか?

つねに世界中を飛び回っている国際線のパイロットは、年中、時差ぼけのまますごしていることも多いといいます。しかし、体内時計の調整は難しくても、パイロットの腕時計は、どこかに合わせておかなくてはなりません。
機内に装備されている時計は、世界の標準時であるイギリスのグリニッジ標準時を示していますが、パイロットの腕時計はどうなのでしょうか? やはりグリニッジ標準時なのか、それとも到着する国の現地時間か、あるいは日本の時間をずっと表示しておいて時間の感覚を保っているのでしょうか?
じつは、パイロットの腕時計をどこの国に合わせるかは、各パイロットの自由なのです。しかし、実際はほとんどのパイロットが、3つの時間、つまり、グリニッジ標準時と行き先の現地時間、そして日本時間の3つを、ボタンひとつで切り替え表示できるタイプのものを使っています。こんな時計を使っていれば、ますます体内時計が狂いそうなものですね。

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