アメリカのフリードマンとローゼンマンという2人の心臓病学者が、「椅子に浅く腰かける人は、心臓病にかかりやすい」という説を発表しました。
それによると、椅子に浅く腰かける人の性格には、「競争を好み、野心的」「早口で喋り、しばしば他人の話を遮る」「敵意を燃やしたり怒ったりすることが多い」などの共通点が多いといいます。いずれも攻撃的で短気な性格の特徴と言えます。
そういう人は、頻繁に興奮し、イライラしていますが、そのたびに交感神経からノルアドレナリンが出て、血管が収縮し、血圧が上がっています。同時に、副腎からアドレナリンが出て血小板を刺激し、血液を固まりやすくします。最終的に、血管内に血栓が生じ、心臓の冠動脈の血流が支障をきたして、狭心症や心筋梗塞を起こしやすくなるというわけです。
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