人間の身体は、気温が低くなると、脳や内臓を守るため、頭や胴体の温度を保とうとします。すると、血液は脳や内臓に集中し、手足を流れる血液量は減少してしまいます。それが、手足の冷えの原因になるのです。
ということは、手足にも血液がちゃんと流れるようにすれば、冷えは解消されるということになります。そのためには、脳に「頭や胴体はちゃんと温まっている」と感じさせればいいのです。
そのために効果的なのは、「首」を温めることです。
首は、全身のなかでも、とりわけ温度変化に敏感な部分。その首をマフラーで温めれば、脳は「頭や胴体は十分温まっている」と感じ、手足に十分な血液を送るようになるのです。
(Visited 10 times, 1 visits today)