塀の中の終身犯でも、年をとって寝たきりになるということは、もちろんあります。では、動けなくなってムショ暮らしすらおぼつかなくなってしまったら、どうなるのでしょうか。
刑務所で「寝たきり終身犯」の世話をするのは、看守です。受刑者は医療刑務所に入れられて、看守が入浴やおむつなどの世話をすることになります。
受刑者が70歳以上になり、これ以上、懲役には耐えられず、医療刑務所でもめんどうを見切れなくなったと判断されると、外部の病院に移されることもあります。
この場合は、家族が面倒をみることになっていますが、現実は、家族からは見放されてしまう人のほうが多く、引き取りは拒まれることが多いといいます。
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