1990年2月2日、東京ドームで統一世界ヘビー級タイトルマッチがおこなわれ、マイク・タイソンとジェームス・ダグラスが対戦しました。 快進撃をつづけるタイソンのKO勝ちを誰もが信じて疑いませんでした。予想どおり、試合はタイ […]
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出たッ!これぞ執念の一発逆転KOパンチ
プロボクシングの沼田義明は、昭和42年に世界ジュニア・ライト級の王座についたものの初防衛戦で敗れ、その後、45年4月に王座を奪還、ふたたびチャンピオンとなりました。 そして、5か月後の9月、挑戦者ラウル・ロハスを日大講堂 […]
なんとKOされたまま王座についたボクサーがいた
空位になっていたボクシング世界ヘビー級の王座をかけて、シュメリングとシャーキーが対戦したのは、1930年6月12日のことです。 この試合で前代未聞の珍事が起きました。 第4ラウンド終了直前のことです。シャーキーの猛烈なパ […]
ボクサーの皆さん、ダウンを奪っても喜ぶのはまだ早い
今世紀初頭のプロボクシング世界ヘビー級チャンピオンにジャック・デンプシーという男がいました。 彼はマナッサの殺し屋と異名をとるほどの破壊力の持ち主でした。1926年、彼はジェーン・タニーにタイトルを奪われ、翌年、リターン […]
運が尽きたチャンピオンの人生最期の逆転KO劇
日本のボクシング界は数多くの世界チャンピオンを輩出してきましたが、大場政夫はそのなかでもまれにみるファイターでした。 世界フライ級チャンピオンの大場政夫が、5度目の防衛戦にタイのチャチャイ・チオノイを迎えたのは、昭和48 […]
柔道の体重区分はなぜキリの悪い数字?
たとえば、ボクシングのライト級は130〜135ポンド、ヘビー級は190ポンド以上です。キログラム換算すればキリの悪い数字になりますが、もともとのポンドでみれば、すっきりした数字になっています。 ところが、日本ではじまった […]
ボクシングでは、なぜグローブをつけるのか?
素手で殴られたときとグローブで殴られたときとでは、どちらがダメージが大きいでしょうか。 答えは、じつはグローブをつけたときです。 ボクシングの選手がはめるグローブは、重さが200〜400グラムくらいあります。重さが増して […]