ショーン・オニールは16世紀に活躍した梟雄(きょうゆう)です。彼はアイルランドの一部族の長として、武力を誇りました。 ショーンは人びとから「アイルランド唯一の強者」とよばれ、「ルシファー(悪魔)」として恐れられました。 […]
世界史の雑学
あのヒトラーに逆運を招いた意外な強敵とは
1941年6月、ヒトラー率いるドイツ軍は300万余りの兵士と、3400両の戦車をしたがえてソ連への侵攻を開始しました。 当初、ソ連の国力を過小評価していたヒトラーは、この戦いを4か月、つまり冬がくる前に終結するつもりでい […]
処刑されたフランス国王と革命指導者の因縁とは
運命とはほんとうに皮肉なものです。 ある日、フランス国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットは、パリのルイ大王学院を訪問しました。学院では、学生から選ばれた代表が、ラテン語で詩を朗読し、ルイ16世の戴冠のお祝いと歓迎の […]
変人牧師はなぜその列車に乗らなかったのか?
19世紀のイギリスの大金持ちに、フィッツジェラルド家があります。この一家の1人で、牧師だったジョン・フィッツジェラルドはものすごい変人でした。 ある日、彼がウェールズ駅で列車を待っていたときもこんなことがありました。列車 […]
転落の一途をたどった国王の末路は……
ホームレスはいつの時代も、どこの国にもいるものですが、ここまで立場が逆転して、ホームレスになった男はめずらしい。 「この者は、不運なかつてのアンダルシアの王なり」 こんな羊皮紙を背中につけて、物乞いをしている男がいました […]
英才カールが「狂人」まで転落したこんなワケ
国王である父から英才教育を受け、1697年、わずか15歳にしてスウェーデン王となったカール12世。 当時ロシアは、ポーランド・デンマークと秘密同盟を結び、バルト海の支配権をスウェーデンから奪おうとたくらんでいました。当時 […]
水難に遭ってもなぜか助かる名前がある
「ヒュー・ウィリアムズ」という名前には、どうやら水除けの神様がついているらしい。なぜなら、この名前の人が、水難事故でことごとく命拾いをしているのです。 まず、1660年12月5日のこと。ドーバー海峡で汽船が沈没する事故が […]
今もなお受け継がれるテキサスブロンコの逆転魂
かつてメキシコ領だったテキサスは、独立してテキサス共和国となり、1845年アメリカと合併し合衆国の一州となりました。 メキシコから独立したときも、アメリカに合併のときも、テキサスはメキシコと戦争になりました。しかし、アメ […]
100年前のナポレオンの手紙に救われた!
1915年、第一次世界大戦の最中。守備隊長ケイザル大尉率いるイギリス軍の部隊は、エジプト北東部のシナイ砂漠で、弾薬や食糧の補給ができず、窮地に立たされていました。 そこへシェイク・ラファイ・ラバイという身なりの貧しい老人 […]
諸葛孔明の危機回避策はとんだハッタリ?!
「空城巧計(くうじょうこうけい)」とは、中国三国時代の軍略家、諸葛孔明の故事にちなんだ言葉。 孔明の城が敵の大軍に攻められたときのこと。兵たちは怖じ気づいてしまい、すっかり浮き足立っていました。劣勢の上、わずかな兵しか残 […]