「少年よ、大志を抱け」といえば、いまも札幌に銅像のあるクラーク博士の言葉。 アメリカの教育者で、明治政府に招かれて、明治9年に来日。できたばかりの札幌農学校の教頭となりますが、わずか1年でアメリカに戻ります。 しかし、そ […]
言葉に関する雑学
切手よりも大きいのに、なぜ小切手というのか?
小切手が日本で使われだしたのは明治になってからのことです。 もちろん、最初から小切手という言葉はなく、最初は外国同様、チェックと呼んでいました。 これがなぜ、小切手になったのか。実は、日本にもチェックと同じような役割をこ […]
ホッキョクグマでも冬眠するのか?
ホッキョクグマは、その名のとおり、北極を中心とした地域に生息しています。いうまでもなく、氷山がプカプカ浮かび、流氷漂う極寒地帯です。 その地で生きるため、ホッキョクグマの「防寒対策」には念が入っています。まず、体毛からし […]
なぜ、騎手のことをジョッキーというのか?
「ジョッキー」といえば競馬の騎手のこと。 しかし、この言葉、競馬の発祥地であるイギリスでは、もともと馬を扱う仕事についていた若者たちのことを指す言葉でした。 イギリスのスコットランド地方では、昔から、大人の男のことを「ジ […]
名前を彫った消しゴムは印鑑として使える?
印鑑は、木や象牙、水晶、石、金などに文字などを彫刻したもの。文書に押して印影が残れぱいいのです。 それなら、名前を彫った消しゴムでも大丈夫なはずですが、この消しゴム印、ハンコとして認められるのでしょうか。 答えは、認めら […]
サラダせんべいの「サラダ」って、どういう意味?
子供から老人まで人気のあるお菓子に、「サラダせんべい」があります。スナック菓子にも「サラダ味」がありますが、お菓子でいう「サラダ」とは、どういう意味なのでしょうか。 お菓子に「サラダ」という言葉が最初に使われたのは、19 […]
国賓と公賓はどこが違う?
言葉だけでは「国賓」も「公賓」も、それほど変わらないように思えますが、招待される側もする側も、その意味はかなり違います。 まず「国賓」として招かれる相手は、国王や大統領といった国家元首クラス。歓迎行事を取り仕切るのは宮内 […]
ショートケーキの「ショート」の意味は?
ショートケーキは、スポンジの上に生クリームとイチゴをのせた小さめのケーキです。 ところが、「ショート」という言葉は、その大きさとも生クリームともイチゴとも関係がありません。このケーキが「ショートケーキ」と呼ばれるようにな […]
焼酎の甲類と乙類の違いは?
戦前、学校の成績は、上位者から順に甲、乙、丙、丁で表されていました。いまでは、この言葉もほとんど聞かなくなりましたが、焼酎だけはいまも「甲類」と「乙類」に分けられています。 といっても、麦焼酎や芋焼酎などの「乙類焼酎」が […]
なぜ大阪笑いの殿堂はなぜ「花月」というのか?
吉本新喜劇の劇場といえば、大阪ミナミの「なんばグランド花月」に代表されるように、「花月」という言葉がつきもの。大正7年、当時大阪の超一流の演芸場といわれた「金沢亭」を吉本泰三、せい夫婦が買い取り、それを「南地花月」と名づ […]