隆盛を極めた平氏が、木曽(源)義仲によって都を追われたあとの話です。 戦いなどにはなんの意欲もなく、ただ豪華で贅沢な生活をおくっていた平氏は、すでに源氏の敵ではありませんでした。 しかし、こんな平氏も、水島の戦いでは源氏 […]
自然現象の雑学
奇跡か偶然か、幻のランはこうして見つかった
地球上では毎日のように動植物が絶滅している、といわれていますが、執拗に探せば幻といわれる植物だって発見できる可能性もあります。 1991年、植物学者のグループが、絶滅したといわれるラン科の一種を探し求めて、4日間ニュージ […]
富士山が大噴火したら東京はこうなる
そのむかし、富士山が大噴火すると予言して、大ハズレ。大ヒンシュクをかった自称学者がいました。しかし東日本大震災以降、富士山周辺の次の3つの異変でますます現実味を帯びてきたようです。 ①異常に急速な山頂の雪解け ②富士河口 […]
チリメンジャコは、大きくなったらどんな魚になるのか?
チリメンジャコのような稚魚は、ほとんど無色透明で、日本の近海や沿岸の海面近くを泳ぎまわっています。まさか、このチリメンジャコ、漁師がいちいち一本釣りしていると思っている人はいないでしょうが、じっさいには目の細かい長楕円の […]
酸性雨がこのまま降りつづけたら地球はこうなる
その昔、足尾銅山のあった栃木県足尾町に、赤茶けた大地の広がる一帯があります。その土壌は強い酸性で、一本の草木も生えていません。 じつは、この光景こそが、酸性雨が降ったあとなのです。 足尾鉱毒事件で知られるこの町には、18 […]
100年前の空気と現在の空気を比較できるのか?
「100年前の空気と比べて、現在の空気はこんなに汚れています」 ときどき、こういうデータを発表するシンクタンクがあります。しかし、そういう研究機関が、1世紀も前の空気を保存してきたわけではありません。もし、1世紀前、先見 […]
「万年雪」っていったい何年前の雪か?
「万年雪」というくらいだから、何万年にもまえに降った雪なのでしょうか……。 そう思うのももっともですが、万年雪は1万年や2万年も前に降り積もったものではありません。これももっともな話で、もし万年雪が1万年も溶けていないの […]
ホッキョクグマでも冬眠するのか?
ホッキョクグマは、その名のとおり、北極を中心とした地域に生息しています。いうまでもなく、氷山がプカプカ浮かび、流氷漂う極寒地帯です。 その地で生きるため、ホッキョクグマの「防寒対策」には念が入っています。まず、体毛からし […]
血液型がA型のライオンはやっぱり生まじめか?
ライオンなど肉食獣にも血液型の別があります。AB型こそありませんが、A型、B型、O型の血液型を持ったライオンが存在します。 しかし、A型のライオンというのは、どうもそのイメージとはかけ離れている気がしてなりません。なにし […]
カンガルーの袋には、ゴミがたまらないのか?
カンガルーの子供はひとり立ちできるまで、長い間、母親の袋のなかで育てられます。生まれたてのカンガルーは体長が1〜2センチしかなく、重さも1グラム程度。毛虫よりも小さいのです。 袋の内側にはやわらかい毛が密生し、母親の体温 […]