江戸時代、将軍の食事は、あらかじめお毒味したのちに将軍のまえにさしだされました。それほど将軍の食事には気をつかっていたわけで、その分料理方の責任も重かったのです。 徳川家8代将軍吉宗が、あるとき、食事をしようとすると、料 […]
料理の雑学
チリメンジャコは、大きくなったらどんな魚になるのか?
チリメンジャコのような稚魚は、ほとんど無色透明で、日本の近海や沿岸の海面近くを泳ぎまわっています。まさか、このチリメンジャコ、漁師がいちいち一本釣りしていると思っている人はいないでしょうが、じっさいには目の細かい長楕円の […]
料理番組の収録のあとつくった料理はどうするの?
料理番組でつくった料理は、収録後、番組スタッフが食べています。なにしろ、その料理をつくるのは、料理家の先生とか、有名なシェフ、タレントと、いずれもプライドの高い人ばかり。せっかくの料理を捨てたと、耳に入れば……と想像する […]
なぜ関西と関東ではカップうどんの味付けが違うのか?
テレビ番組でよく取り上げられご存じの方も多いと思いますが、カップうどんはもちろん、カップラーメンも、地方によってスープの味つけが変えられています。 たとえば、東京の場合は、カップうどんのスープは濃い醤油味。同じ商品でも、 […]
マヨネーズを作るときに使用されない卵白はどうするのか?
マヨネーズをつくるときの原料は、卵黄、サラダ油、酢、食塩など。これらをいっしょにして混ぜあわせるのですが、そのとき残ってしまうのが、卵の白身。とくにメーカーでは、大量の卵黄をつかうから、やはり大量の卵白が残ってしまいます […]
真珠を取り出したあとのアコヤ貝は、食べられるのか?
真珠は、よく知られているように、アコヤ貝からとります。一見すると、カキに似たアコヤ貝ですが、さて、真珠を取り出したあとはどう処理されるのでしょうか。 カキに似ているのなら食用にでも、と思いがちですが、身のほうはまずくてと […]
缶飲料には、なぜスチール缶とアルミ缶があるのか?
リサイクル運動が盛んになるにつれ、町内会などでは、缶飲料のアルミ缶とスチール缶をきちんと分別して回収しているところが増えてきました。 手で簡単に握り潰せるのがアルミ缶、プロレスラーじゃないとちょっと無理なのがスチール缶で […]
「皿うどん」はあんなに細いのに、なぜうどんと呼ばれる?
長崎名物の一つに、皿うどんがあります。細くてカリカリの麺に、野菜やエビが入ったアンをかけたものですが、不思議なのは、あんなに細いのに、なぜ「うどん」と呼ばれるのでしょうか? その理由は、長崎の中華街で、初めて売り出された […]
殻が茶色の卵は、白い卵より栄養がある?
スーパーの卵売り場には、殻の白い卵と褐色の卵が売られています。そして、たいてい褐色の卵のほうが、値段は高いですね。 そのため、褐色の卵のほうが栄養豊富と思っている人もいるようです。しかし、殻に色がついているからといって、 […]
料理の「アク」っていったい何もの?
鍋料理は、表面に浮きでる「アク」を取り除きながら食べるもの。「鍋奉行」を自認する人には、「このアクをていねいに取ることが肝心なんだよ」と解説しながら、おたまを動かす人がいるものです。 この「アク」、その材料によって成分は […]