機転とユーモアのおかげで、なんと死刑をまぬがれた男がいます。いまから400年ほど前、16世紀のイギリスでは、羊泥棒といえば重罪でした。 アーチー・アームストロングという男が、この罪で死刑に処せられることにきまったのですが […]
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変人牧師はなぜその列車に乗らなかったのか?
19世紀のイギリスの大金持ちに、フィッツジェラルド家があります。この一家の1人で、牧師だったジョン・フィッツジェラルドはものすごい変人でした。 ある日、彼がウェールズ駅で列車を待っていたときもこんなことがありました。列車 […]
降りかかった凶運を吉運に変えた作家の才覚
1940年にイギリスでうまれた作家のジェフリー・アーチャー氏は、まるで順風満帆を絵に書いたような人生をおくっていました。 なにしろ、彼は名門のオックスフォード大学を卒業した秀才。しかも、スポーツでも目ざましい才能を発揮し […]
なぜ、騎手のことをジョッキーというのか?
「ジョッキー」といえば競馬の騎手のこと。 しかし、この言葉、競馬の発祥地であるイギリスでは、もともと馬を扱う仕事についていた若者たちのことを指す言葉でした。 イギリスのスコットランド地方では、昔から、大人の男のことを「ジ […]
中国製でもないのに、「ボーン・チャイナ」というのは?
「ボーン・チャイナ」とは、牛のスネ骨を焼いた骨灰(リン酸カルシウム)を原料に混ぜてつくった磁器のこと。骨灰の働きで、焼き上げると、より白く透明度の高い仕上がりになるのが特徴です。 「ボーン(born=生まれた)チャイナ( […]
ボクシングでは、なぜグローブをつけるのか?
素手で殴られたときとグローブで殴られたときとでは、どちらがダメージが大きいでしょうか。 答えは、じつはグローブをつけたときです。 ボクシングの選手がはめるグローブは、重さが200〜400グラムくらいあります。重さが増して […]
サッカーのスローインは、なぜ両手でやるのか?
サッカーでは、ボールがタッチを割ると、両手でボールを投げ入れて競技を再開します。 これが「スローイン」ですが、当初、このスローインは、両手ではなく片手投げでした。 これが両手になったのは、1882年のこと。イギリスのウィ […]
サッカーの競技時間は、なぜ90分?
サッカーの試合時間が90分と決められたのは、イギリスでサッカーの選手権大会(FAカップ)がはじめて開催された1871年のことです。 理由についてははっきりしないのですが、それまでのサッカーは、延々三時間も続いたり、どちら […]
イギリスのパブは、なぜ薄暗いのか?
1日の仕事を終えたあと、ちょっと一杯やりたくなるのは、イギリス人も日本人も同じです。しかし、違うのは、そんなときに訪れる酒場の好み。日本人と英国人では、アフター5にサラリーマンたちがいく店の雰囲気がまったく対照的なのです […]