なぜ昔の人の旅荷物はあんなに少なかったのか?

時代劇に登場する旅人の荷物は、じつに少ないですね。あれは真実の姿で、江戸時代の庶民の旅では、荷物はずいぶん少ないものだったのです。
持ち物といえば、お金をいれた道中差(どうちゅうざし)、携帯用燭台、印籠、算盤や手燭(てしょく)などを入れた枕箱ぐらい。
旅館では、持ち物を枕箱に入れ、それを枕に眠りました。
荷物をひとつにまとめられるし、盗難防止の意味もあったのです。むろん、江戸時代の旅は徒歩の旅であり、荷物はできるだけ少なくする必要がありました。荷物が重いと、へばってしまい、歩けなくなってしまうからです。もっとも、荷物が少なかったのは、庶民や下級武士で、大名の旅は武具類や風呂、台所用具から料理人まで同行していました。まさしく、大名旅行だったわけです。

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