麻雀では、ゲームをする4人が「東南西北」の順に反時計回りに座ります。
しかし、これは、実際の方角とは違います。東西を基準にして、南北がまったく逆になっているのです。
なぜこんなことになったのでしょうか、麻雀の本場中国でも諸説紛々ですが、有力なのは、昔から中国では、「東南西北」を「1、2、3、4」という意味の慣用句として使っていたというもの。で、右利きの人がパイをつもりやすいよう、時計と反対回りにこの「東南西北」を配置したというわけです。
このほか、空を見上げて星の位置を書き、それに東西南北と書いたために、南北の位置が逆になったという説もあります。
確実なところはわかりませんが、徹夜麻雀をしても、自分の家の方角だけは間違えずに帰りましょう。
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