喪中の人には、年賀状を出すことは出来ません。これは日本の常識です。
ただ、喪中というのは、仏教的な考え方を背景にした東洋的な風習。キリスト教の世界では、喪に服するという、家族として当然の気持ちはあっても、それを時間的に区切って、喪中とする考え方はないようです。
そのため、家族を亡くした人にクリスマスカードを出しても、失礼には当たりません。
ただ、この西欧的な常識を、日本に直接持ちこむのは、すこし難があるでしょう。たいていのクリスマスカードは年賀状より、ずっと派手です。「喪中でも、クリスマスカードは関係ないんだよ」などと、へ理屈をこねても、「変人!」といわれるのがオチでしょう。
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