行政というものはとことんシビアなものです。
たとえば、ふたつの町やふたつの市にまたがって家があるとします。こういう場合、固定資産税はその面積に応じてふたつの町なり市に分けて払うことになります。
家だけでなく土地も同様で、きっちりと計算して分けて払うことになります。二か所に払いにいくのは面倒だから「まとめて」という横着は絶対に許してくれません。では、そういう家なり土地の住民登録はどうなるのでしょうか。こちらも、本人の選択権はまったく認められていません。
居間と玄関がどちらにあるか。とくに居間の位置が重要視され、居間のあるほうの町なり市に強制的に登録されます。
居間そのものが二つの市町にまたがっていても、その市町の話し合いであなたの住所が決定されるようです。
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