イギリスのパブは、なぜ薄暗いのか?

1日の仕事を終えたあと、ちょっと一杯やりたくなるのは、イギリス人も日本人も同じです。しかし、違うのは、そんなときに訪れる酒場の好み。日本人と英国人では、アフター5にサラリーマンたちがいく店の雰囲気がまったく対照的なのです。
日本人サラリーマンが、1軒目に出向く店といえば明るい大衆酒場が多く、イギリスのサラリーマンは、隣で飲む人の顔も判別できないような薄暗いパブを好みます。
イギリスには、夏でもドアを閉めきり、窓には、更紗のカーテンが引いてあるような店が多いのです。
これは、イギリス人が自分だけの空間で酒を飲むことが好きだということ以外に、通りかかったピューリタン的な友人(禁欲主義者が多い)にパブにいるところを見られたくないからだともいわれます。
日本人は、酔っぱらいに対しては異常に寛容な国のようですが、だから、飲み屋もあんなに開放的で明るいのかもしれませんね。

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