洋の東西を問わず、バクチにはイカサマがつきもの。では、日本のバクチで、もっともイカサマがしやすいものは何かといえば、花札だといいます。
まず、花札はトランプと違って、手の内側に隠しやすい。また、厚みもあるため、ベテランになると、パッと見ただけで何枚あるかがわかってしまうそうです。
さらに、適当に切ったフリをしながら、特定の札をいちばん上や下にもっていくことも可能。そんなわけで、花札はいろいろ細工がしやすいのです。
花札には、もっと露骨なイカサマもあります。ベテランになると、花札は端の絵柄が2〜3ミリ見えただけで、何の札かわかってしまいます。
そこで、茶碗のお茶やライターなどに相手の札が少しでも映るようにしておけば、相手の手の内が丸見えというわけです。
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