離婚、再婚は日常茶飯事のアメリカでも、こんな珍事はめったに起こりません。
ワシントンに住むシュトルム夫妻は、結婚5年目にして破局を迎えました。理由は、ケンカが絶えない生活にイヤ気がさしたからですが、このふたり、離婚が認められたとたん、これまでとはうってかわり、大はしゃぎで、友人知人を招いて離婚祝賀パーティを開きました。それも、半端なパーティではありません。
「離婚ホヤホヤ」と車体に大書きしたオープンカーでふたりが到着すると、数百羽の鳩が飛ぶわ、花火があがるわの大騒ぎ。会場内ではドライアイスの白煙のなかからゴンドラに乗ってふたりが登場するという、どこぞの国の結婚式とみまがうばかりの演出です。
しかもプロのダンスに歌に奇術、しまいにはアメリカ名物(?)のパイ投げまではじまるという始末。パーティは盛況のうちに幕を閉じましたが、問題はここから。
数か月後、夫人の友人が彼女の家を訪ねると、なんと別れたふたりがいっしょに暮らしていました!なぜまた……?真相はこうです。
離婚後、夫人は今度こそ理想の夫をみつけようと結婚相談所にいきました。すると、コンピュータの選びだした相手はなんと、別れた夫ではありませんか。夫のほうも同じ紹介所で再婚相手を探してもらい、紹介されたのが元の妻。
こんなことはふつうは起こりうることではありませんが、こんな「奇跡」が起きたのもなにかの縁と、ふたりは復縁をしたというわけです。
「離婚式」まで挙げた2人がちゃっかり復縁したワケとは
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