昔から、おめでたい席で、金箔入りの酒を飲むことがあります。この金箔には、血液をサラサラにする効果があるとか、内臓の働きをよくするとかいわれますが、本当に健康面の効果が期待できるのでしょうか。
ふつう、口から入った飲み物や食べ物は、胃に送られて消化されます。さらに、腸へ送られて体内へ吸収されますが、金箔は胃液では溶けません。そのため、腸でも吸収されず、そのまま大便として排出されることになります。
つまり、金箔は、飲むときの気分を盛り上げてくれるだけで、腹の中に入ってからは、毒にも薬にもならないのです。
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