煙突は、モノを燃やしてでる煙を、上空高くに排出するための装置のはずです。 ところが、精油所の煙突は、煙がでていません。それどころか、オレンジ色の火を吹いています。これは、どうしてなのでしょうか? 精油所では、原油を蒸留し […]
自然現象・科学の雑学
「だんじり」はなぜ電柱にぶつかってもこわれない?
大阪の祭りといえば岸和田市の「だんじり祭」。だんじりとは、平均重量約4トンもある大きな山車で、それを男衆たちがかつぎ、荒々しく町中ひきまわすのです。 そのさい、だんじりが電柱や建物に激突することはよくあります。衝撃は大き […]
そば屋の「生そば」とは、どういう意味?
そば屋の看板には、「生そば」と書いています。これは「なまそば」ではなく、「きそば」と読みます。店先に「生そば」と掲げる店は、もともとは、そば粉100%のそばをだしていることを意味していました。 しかし、今ではそば粉100 […]
イクラの軍艦巻きのルーツは?
江戸前寿司には約200年の歴史がありますが、イクラがネタに使われはじめてからは、まだ70年もたっていません。江戸前寿司の誕生期から昭和初期まで、ネタは魚貝の刺し身に限られ、いわゆる珍味系のネタは存在しませんでした。 とこ […]
最初の遣隋使のとき誰が通訳したのか?
奈良時代の遣隋使は、いわば中国に向けた外交使節団。日中間で対等の外交関係を樹立することが派遣の目的でした。では、はじめて異国を訪問したとき、言葉の問題はどうクリアしたのでしょうか? それは、遣隋使船の乗船リストをみると、 […]
なぜ昔の大家は店子(たなこ)にうるさくいった?
落語の世界では、大家が店子に向かって口うるさくいっていますね。事実、江戸時代は、大家と長屋に住む店子の関係は、きわめて密接だったのです。 なにしろ、店子は大家を通さないと何もできませんでした。 嫁をもらうにも大家の許諾が […]
1メートルの定義は?
国際単位系で、長さの基本単位は1メートル。この1メートルの定義も、じつは4回も変わっています。 最初の定義は「赤道から北極までの子午線の1000万分の1」でした。 しかし、それでは各国の測量計量数値にバラつきがでました。 […]
1秒の長さはどうやって決まった?
国際度量衡総会で採択された単位を、国際単位系(SI)といいます。そのなかで、時間についての基本単位は1秒です。 この1秒、じつはこれまでその定義が3回も変わっています。 最初に決められた1秒は、1平均太陽日(じつ)、すな […]
なぜ星は光って見えるのか?
夜空に輝く星の多くは、自ら光や熱を発している「恒星」です。 地球が属する銀河系には約2000億個の恒星があると推測されており、太陽もそのひとつです。 しかし、恒星が輝いて見えるのは、それ自体が燃えているからではありません […]
流れ星は、どうやってできる?
夜空をスーッと、明るくきらめきながら横切っていく流れ星。女の子なら「ロマンチック!」と喜ぶでしょうが、流れ星の正体を知れば、がっかりするはずです。 流れ星の正体は、宇宙塵(じん)、つまり宇宙のゴミなのです。 宇宙空間には […]