なぜ昔の大家は店子(たなこ)にうるさくいった?

落語の世界では、大家が店子に向かって口うるさくいっていますね。事実、江戸時代は、大家と長屋に住む店子の関係は、きわめて密接だったのです。
なにしろ、店子は大家を通さないと何もできませんでした。
嫁をもらうにも大家の許諾が必要で、旅に出るにも大家の力を借りないと通行手形が手に入りませんでした。
また、大家は何かにつけて店子の生活について口をはさみました。教育、夫婦仲、ふだんの生活態度にまで口やかましく注意したのです。言葉どおり、店子といえばわが子も同然だったのですね。
その背景には「連座制」がありました。万が一、長屋から罪人が出たとします。すると、当時は連座制が適用され、処罰の対象が罪人の家族にまで及び、大家にもなんらかの処罰が下されました。

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