あわや全滅!のフランス軍の意外な命の恩人って?

戦争・合戦は数々あれど、ときには自然を相手に奇妙な戦いを演じることもあるものです。
1797年1月、ナポレオン救援のためライン地方からイタリアにむかって進軍を開始したフランスの2個師団。率いるはベルナドットとドルマ両将軍。この行軍は冬のスイス。アルプスを越えましたが、その年は後世まで記憶されるほどの厳しい天候で、突然襲った猛吹雪は彼らの行く手を阻みました。
視界はゼロという状況にベテランのガイドたちは案内をやめ、行進をつづけるのは危険だと忠告したほど。
一方兵士たちも経験したことのない寒さと疲労にはあらがえず、あわや雪中で全滅!というそのとき、荒れ狂う吹雪と疾風を突き破って進軍ラッパが鳴り響きました。
力強いラッパの音を耳にして、兵士たちは命を吹きこまれたように立ちあがりました。彼らにとって、目前の敵はこの吹雪だったのです。吹雪にむかって吹かれた進軍ラッパはみごとに吹雪を打ち破って、一行はイタリアヘなだれこみました。両将軍に命じられたラッパ手たちの吹奏が、全軍を危機から救ったのです。

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