平安時代中期の公卿藤原道兼は父兼家の命を受け、言葉たくみに天皇に退位を持ちかけ、もくろみどおり花山天皇を退位、出家させることに成功し、後釜に外戚の一条天皇を即位させました。 この功績があるため、父兼家の死後、摂政の地位は […]
日本国内の雑学
絞首刑執行後に蘇生しちゃった強運男の進退は?!
明治6年2月20日の太政官布告第65号によって、死刑台は絞架とあらためられ、17階段のついた絞架台が採用されました。 これは英国式をまねたもので、日本にどっと押しよせた文明開化の波は、死刑の方法にまでおよんだというわけで […]
異例の出世が道真にもたらした転落の人生とは
学問の神様として崇められている菅原道真。彼の一生は「異例の昇進」ののち「突然の左遷」と波乱に満ちたものでした。 道真は、祖父、父など代々学者の家のうまれで、朝廷政治の中枢人物となるべき身分ではありませんでした。ところが、 […]
大嫌いな課長への当てつけ退社大失敗のみじめ
OLのJ子が勤めていた会社は、給料も待遇も申し分がなく、彼女にとってはかなり満足できる職場でした。 しかし、この会社には、たったひとつ、どうしても我慢のできないことがありました。それは、彼女の直属の上司である課長。 相性 […]
プー太郎から弁護士へ、でもこんなハズじゃなかった
定職をもたない男と同棲しているとなると、女としては、将来に不安を感じるもの。T子の場合は、同棲中の彼が司法試験に4浪中のプー太郎だったうえ、突然胃カイヨウで入院してしまうという二重苦。 そろそろ別れようかと迷っていたT子 […]
2度の宝くじが大当たり、ツキまくり人生のその後
宝くじといえば、庶民の夢。そして、そんな夢をみごとに勝ちとったのが、大分県で金物商を営む吉田勝(仮名)さんです。 彼は、昭和22年12月に売りだされた100万円宝くじの1等と前後賞をあわせて200万円を大当たりしました。 […]
憧れの商社マンの妻になれたはずが、大違い!
海外に駐在する商社マンは、給料はいいし、外国の物価も安いしで、リッチな生活……。このような話はよく耳にする話で、Y子も、海外へのあこがれと、リッチな生活へのあこがれの両方から、海外駐在員の妻になるのが夢でした。 そうして […]
三食昼寝つきなんて大ウソ、玉の輿のキビシイ現実
玉の輿にのったら、待っているのは、家事はお手伝いさんまかせで遊び歩く優雅な毎日……と思ったら大まちがい。 大学卒業と同時に結婚したS子さんのお相手は、合コン(合同コンパ)で知り合った旧家の跡取り息子。埼玉に300坪の日本 […]
双葉山の連勝記録は破られるべくして破られた?!
戦前の大横綱、双葉山は、69連勝という大相撲連勝記録をなしとげましたが、その70連勝目を阻止したのが平幕の安芸ノ海でした。 双葉山の連勝は昭和21年春場所からはじまり、12年と13年とつづけて1敗もしませんでした。当時は […]
将軍家光誕生にかけた春日局の一念
春日局が将軍の跡継ぎ問題で、徳川二代将軍の御台所(夫人)と対立したのは有名な話です。 長男竹千代の乳母(めのと)である春日局と、利発な次男の国松を籠愛する御台所。二代将軍秀忠までが肩入れしていたため、大奥の人気も国松に集 […]