テレビの生中継は、ヘタなドラマよりスリリングでおもしろいものです。米国民をヒヤッとさせた、ブッシュ前大統領の夕食会失神事件もそのひとつ。 訪日中だったブッシュ大統領は、強行スケジュールの上に風邪で最悪の体調にありました。 […]
海外・国内・歴史の雑学
18人も死んだのに、ただ一人命びろいした王様
19世紀、フランスの「市民王」と呼ばれたルイ・フィリップは、何度となく暗殺されかかりました。 すべては未遂で済んだのですが、1835年7月28日、7月革命を祝うパレード行進の最中に、フィリップ王暗殺が企てられたときのこと […]
アレレ、魚雷Uターンに乗組員大慌て
第二次世界大戦中の1941年、北極海を航行中のイギリスの軍艦トリニダット号は、ドイツの駆逐艦を発見、ただちに魚雷を発射しました。 魚雷は40ノットのスピードでまっすぐに敵にむかい、ほどなく駆逐艦に命中し爆音が聞こえるはず […]
どん底からカムバックしたナポレオンの空恐ろしさ
1814年のことです。ナポレオンはライプチヒの戦いでプロイセン・オーストリア・ロシアの同盟軍に破れ、エルバ島に幽閉されてしまいました。彼の失脚によって、ルイ18世が王位に就き、彼の時代は終わりを告げるかにみえました。 と […]
史上最強運の大統領アンドリュー・ジャクソン
ちょっとした運に助けられ、決闘で命が助かった男がいます。テネシー州ナッシュビルのアンドリュー・ジャクソンという男です。 決闘がおこなわれたのは、1806年5月21日の明け方でした。相手は早撃ちが自慢のチャールズ・ディッキ […]
リンカーンのあの名文句にもこんな逆転劇があった
「沈黙は金」ということわざがあります。くだらぬことをしゃべるよりは、黙っていたほうが立派だという意味です。つぎに紹介するエピソードも、このことわざどおりかもしれません。 1863年の秋のことです。アメリカのゲティスバーグ […]
ゼネラルモーターズが今日あるのはこんな人材のおかげです
会社には、自分が出世するために、必死になってライバルを蹴落とそうとする人間がいるものです。おかげで、社内には、さまざまな罠や派閥争いが渦巻いていたりします。 アメリカのゼネラル・モーターズ社でも、そんな熾烈な派閥争いが展 […]
大統領選で逆転勝利をつかんだトルーマンの秘密とは
第二次世界大戦も終局にむかいつつありました、1945年4月のこと。アメリカの偉大な大統領ルーズベルトが死亡したために、突然大統領の座が舞いこんだのが、当時副大統領だったハリー・S・トルーマン。 そして、3年後の1948年 […]
マッカーサーとアイゼンハワー、最後に笑ったのはどっち?
マッカーサーといえば、日本にとってはなじみの深い人物ですね。第二次世界大戦が終わったとき、堂々と日本にのりこんできたマッカーサーの姿は、戦争を知らない世代の人でも写真や映像でみたことのある光景でしょう。 このマッカーサー […]
歴史の学説をひっくり返したひょんなきっかけとは
日本に旧石器時代から人間が住んでいたことは、現代では広く知られていますが、昭和22年ごろまでは、縄文文化が日本でいちばん古い文化だと信じられていました。 じつは、昭和6年、早稲田大学の直良信夫という先生が、縄文より古い文 […]