CNNが間一髪で止めた、最悪の誤報とは?

テレビの生中継は、ヘタなドラマよりスリリングでおもしろいものです。米国民をヒヤッとさせた、ブッシュ前大統領の夕食会失神事件もそのひとつ。
訪日中だったブッシュ大統領は、強行スケジュールの上に風邪で最悪の体調にありました。しかし、主治医の忠告を振りきり、歓迎の夕食会に出席した大統領が、2番目の料理の後で失神してしまいました、あの騒ぎです。
生中継なのだから、このシーンがテレビで全世界に流れたことは、当然のこと。
CNNのキャスターのドン・ハリソンもこのニュースを伝えようとした1人でした。
さっそくテレビカメラに向かってハリソンは第1報を読み上げようとしました。だが、その瞬間「ちょっと待った!」、スタジオ内にスタッフの声が響き渡りました。
その原稿を読むな!というのです。
それもそのはず。ハリソンが読み上げようとしていた原稿に書かれていたのは、なんと「ブッシュ大統領、死去」。いうまでもなく誤報です。
スタッフのとっさの機転で、全米に最悪の誤報を流すところをCNNは危うく救われました。へ夕をすれば、放送局閉鎖の危機もあったわけです。

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