「どこからでも切れる袋」は、なぜどこからでも切れるのか?

カップ麺のスープ袋を開けようとして、四苦八苦したことはないでしょうか。結局、腹立たしい気分でハサミを探した人もいるでしょう。
ただし、「どこからでも切れます」と表記された袋なら、そんな必要はいりません。
どこからでも切れる仕組みは単純です。袋のとじしろ部分に、無数の小さな穴があけられているだけなのです。ここを指でひねれば、容易に切れ目ができて、簡単に破ることができるのです。
きっかけは、これを開発した会社の役員が、新幹線で買ったイカの燻製の袋が開けられず、頭にきたことでした。会社にもどった役員は、「簡単に開けられる袋をつくれ」と厳命。そして、できたのがこの仕掛けだったのです。
その役員がイカの燻製を買わなければ生まれなかったヒット商品なのです。

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