ニュース番組のキャスターが男女ペアになったのは1965年あたりから。しかし、その当時は男性キャスターは固定されていても、女性キャスターは日替わりというケースが多かったのです。
男女のペアが固定されたのは、NHKの「ニュースセンター9時」の1982年4月放送分から。現在はフリーの木村太郎氏と、女性キャスターの草分け的存在の宮崎緑氏の組み合わせがそれで、2人でニュースを読み分けたり、コーナーごとに役割をもたせました。このメリハリのある報道スタイルが評判になり、各局がマネすることになりました。
1人でニュースを読むよりも、男女2人のほうが、視聴者に飽きられることもありません。さらに、ここ数年は、キャスター3人制(男1人女2人、男2人女1人)という番組も増えているのはご存じのとおり。キャスターも常に進化しているのです。
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