ドラム缶には、胴の中央部分をぐるりと取り巻くように「節」があります。この節は単なるデザインではなく、大事な役割を担っています。
ドラム缶は、石油などの運搬用に使われますが、その作業中はけっこう乱暴に扱われます。
そのとき、簡単にへこんでしまうと、中身の石油などが缶の口を吹き飛ばして、こぼれることになりかねません。
そこで、節を入れて、缶自体の強度を高めているのです。ただし、ドラム缶の節は縦方向にはないので、縦方向から加わる力には案外弱いのです。
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