右側通行か左側通行かは国によって違いますが、自転車のチェーンは各国共通、例外なく右側についています。なぜでしょうか。
これは「ネジ」の向きとの関係です。チェーンの役目は、ペダルの力を車輪に伝えることであり、車輪には力を受けるための小ギアがついています。
その小ギアはネジで車輪に固定され、時計回りにまわせば締まる「右ネジ」が使われています。すると、もしギアが時計と反対回りにまわれば、ネジがはずれ、小ギアがはずれる事故につながってしまいます。
そこで、小ギアはネジが締まる時計回りになるように、車輪の右側にとりつけられています。そうなると当然チェーンも右側になるというわけなのです。
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