リレーの最終走者をなぜアンカーというのか?

リレーの最終走者のことを英語では「アンカー・マン」といいます。本来、アンカーというのは「船の錨」を指す言葉。船を岸にとどめておくために、綱や鎖をつけて底にしずめる、あのおもりのことです。
この言葉は、はじめは綱引き競技で使われるようになりました。綱の最後尾にいて、相手に綱を引かれないようにつなぎとめる役割の人を、錨に見立てて「アンカー」と呼んだのです。のちに、ほかのスポーツでも用いられるようになり、リレーの最終走者のこともアンカーというようになったのです。
ちなみに、テレビやラジオで総合司会をするニュースキャスターや、新聞などで取材した記事を最後にとりまとめる人も「アンカーマン」といいます。どれも「いちばん最後」で「重要なポジション」であることがポイントです。

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