銭湯のペンキ絵には、なぜ富士山が多いのか?

「一富士、二鷹、三茄子」とは、ご存じ初夢で縁起のいいベスト3。
また、富士山は古くから人々の信仰の対象で、江戸時代には、「富士講」といって御利益を願って富士山に登る信仰が大はやり。いまでも東京近郊の神社には、「富士塚」と呼ばれる富士山の溶岩でつくられたミニ富士山が残っており、この「富士塚」に登れば本物の富士山に登るのと同じ御利益があるとされています。つまり、富士山は、日本人にとってきわめて縁起のいい山なのです。
いっぽう、銭湯のルーツは、仏教信仰にあります。そもそも風呂の習慣は、禅寺の修行から始まったといいます。銭湯の建物が、どこかお寺の形に似ているのも、そんなところからきているのです。
というわけで、「ありがたいお風呂」には「ありがたい富士山」がぴったり、ということになり、銭湯のペンキ絵やタイル絵には、富士山が描かれるようになったようです。

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