押し入った強盗を逆に襲った紳士の正体とは

サンフランシスコの高級住宅街の一軒家で、小柄な中年の男が、ひとりでテレビをみていました。このような状況は、強盗常習犯のジム・ブラウンにしてみれば、格好の「仕事場」といえました。
さっそく忍びこんで、男をはがい締めにし、「金を出せ」と脅すと、なぜか相手はうれしそうな顔。お金をもって、すり寄ってくるではありませんか。思いもよらない意外な展開にあわてたのはブラウンのほう。
それもそのはず、この家の主人、グレン・ホワイトは「ホモ」だったのです。エイズの恐怖のせいで最近相手に恵まれないホワイトは、目の前にみずから飛びこんできた相手を離すまいとバカ力を発揮。
これには凶悪犯のブラウンもタジタジで、ズボンを脱がされ、いよいよ合体かという土壇場におちいってしまったのです。
と、そこへ新聞屋からの通報を受けた警察官が踏みこみ、男と男のみにくい絡みあいはクライマックスを迎えることなく幕切れ。
せっかく出所して、ふたたび強盗人生がおくれると思っていたブラウンは、刑務所へと逆もどり。それでもホモ相手にされるよりはましだったとか……。

スポンサードリンク
(Visited 295 times, 1 visits today)
スポンサードリンク

Comments are closed