法廷で逆転無罪を勝ちとるのはたいへんむずかしいものです。 ところが、平安時代、すでに、それをやってのけた女性がいました。裁判で国司らの誤判を認めさせたのです。 讃岐の国の秦浄子なる女性がその人です。彼女は飲酒仲間の浪人に […]
日本国内の雑学
斬殺覚悟で志士をやり込めた女郎の一言とは
伊藤博文らと尊王撰夷運動に参加し、維新後、新政府参与となり外交、財政通として活躍した井上聞多(井上馨)。 彼には若かりしころ、なじみの女郎でお里という女性がいました。若い彼は、御殿山に建設中だった諸外国の合同公使館を焼き […]
サンリオ社長がうった起死回生の大バクチ
サンリオといえば、キティーちゃんなどのキャラクターグッズですっかりおなじみの会社です。 もともとは、山梨シルクセンターという小さな出版社でしたが、昭和48年にサンリオと改名し、ファンシーグッズを中心にした会社にうまれかわ […]
50年の時を越えて見事生還した男
第二次世界大戦中、日本から多くの開拓団が満州(現中国・東北地方)に渡りました。山梨県に住む飯島俊太郎さんもそうしたうちのひとり。 終戦を迎え、飯島さんの消息は途絶えました。多くの満蒙(まんもう)開拓団がたどった悲劇が彼を […]
ギリギリで徴兵を逃れた漱石のずる賢さ
『坊っちゃん』は文豪・夏目漱石の作品の中で、もっとも親しまれているといっていいでしょう。ちょっとおっちょこちょいで、曲がったことが大嫌いという一本気なところは、江戸っ子気質そのままです。 もちろん漱石は、東京生まれ。イメ […]
レイプ犯にされかけた男を土壇場で救った確かな証拠
まったく身に覚えがないのに、レイプ犯人にまつりあげられたのはサラリーマンのYさん(30歳)。 彼を犯人だと証言したのは、テレビタレントのR子さん(18歳)。小刀で脅され、乱暴されたと警察に訴えでました。 YさんはR子さん […]
将棋史に残る決死の戦いで起こった大番狂わせとは
将棋というのは、みた目が静かなわりに、ひじょうに熾烈な戦いが展開される勝負ごとであります。いったん勝負が開始されれば、想像を絶するほどの集中力が要求され、ちょっとでも油断したりミスを犯したりすると、即、それが負けにつなが […]
運が尽きたチャンピオンの人生最期の逆転KO劇
日本のボクシング界は数多くの世界チャンピオンを輩出してきましたが、大場政夫はそのなかでもまれにみるファイターでした。 世界フライ級チャンピオンの大場政夫が、5度目の防衛戦にタイのチャチャイ・チオノイを迎えたのは、昭和48 […]
タダより高いものはない!不戦勝力士の不幸とは
相撲は、まさに短期決戦です。ひとつの闘いは、ほんの1、2分で決着がつきます。これがまた魅力のひとつなのですが、それだけに、力士の集中力はすさまじく、ひとつ勝つということは、ほんとうにたいへんでうれしいことなのです。 昭和 […]
親の仇を討った孝行息子がまたアダになった
某大手ファッションメーカーに勤務するAさんは、長男に2歳から水泳、4歳からスキーをやらせているくせに、本人は極度の虚弱体質でスポーツは大の苦手。 ところが、会社はいわゆる「体育会系企業」で、最近赴任してきた上司も元ラグビ […]