政府の政策や官吏の行動にたいする批判は、悪意や虚偽にもとづかないかぎり、報道の自由が保障されています。この風潮が確立されたのは、1734年のゼンガー事件であるといわれています。 この事件は、当時イギリスの植民地だったアメ […]
海外の雑学
なぜふたりの仲は悪夢のように豹変した?
幸せの絶頂にいた新婚カップルが、披露宴の真最中に破局を迎える……。 なんともドラマチック(?)な結婚と離婚を、一瞬にして経験したカップルが、イギリスにいました。 1985年のその日、ロンドンっ子のスーザンさんとダニエル君 […]
1匹のハエに人生狂わされた幻のハスラー
たった1匹のハエが、勝負の明暗をわけてしまったという出来事がありました。 1865年9月1日、ビリヤードの世界選手権決勝。ルイス・フォックスとジョン・ディアリーは、息もつかせぬほどの緊張したゲームをくり広げていました。ゲ […]
ドラクロアの絵は臨死体験によってつくられた?
強運な人物というのがいますが、それが有名人だと当然歴史に残ります。19世紀のフランスの画家ドラクロアもその1人だったのです。 2度あることは3度あるといいますが、彼にいたってはそれは5度もありました。子供のころに命を落と […]
正直者はバカを見る、腐敗政権に正攻法は禁!
かつてのマルコス政権下のフィリピンでは、一部の権力者が、地位を悪用して私腹をこやすのは日常茶飯事でした。 昭和54年。フィリピン国家電力公社が発注したあるプロジェクトを、日本の商社・T社がもっとも安い値で落札しました。 […]
油断大敵!米ロ宇宙開発に見る逆転劇
第二次世界大戦後、米ソ(現・ロシア)の宇宙開発競争は国家の威信をかけてくり広げられていました。 すくなくとも、1957年の時点では、世界の専門家たちは、アメリカがソ連を1歩も2歩もリードしているとみていました。 世界で最 […]
ハイジャックを成功させた機長のとっさの機転
「パーティー用のラム酒を用意した」。これが作戦開始の暗号でした。 この連絡が入ると、ハイジャック犯たちは搭乗手続きをするために空港に集まりました。いよいよ1年かけて練られたハイジャック計画が実行に移されました。 こうして […]
夢のおかげでタイタニック号に乗らずにすんだ男
イギリスの実業家ジョン・オコンナー氏は、1912年のある晩、イヤな夢を見ました。大きな船が沈没して、船から投げ出されたたくさんの船員や乗客たちが、海で溺れている夢です。 次の晩も同じ悪夢にうなされました。しかも、その大き […]
人は見掛けによらぬ、強盗犯を撃退したのは……
もしも、身長180センチの20歳前後の青年に襲われたとしたら、女性はひとたまりもない……とふつうは思うでしょう。 ところがこの女性、エセル・ウェスト夫人は、なんと74歳にして強盗を撃退したというのです。事件は1978年、 […]
10万フランを巡り、貧乏人と金持ちの運命はこう変わった
宝くじで1億円当たったら?庶民にとっては夢のような金額ですが、それをはした金くらいにしか感じない大金持ちもいるでしょう。この感覚の差が、時として命とりにまでなることもあります。 19世紀、フランスはリヨンの億万長者、ヒュ […]