江戸時代の武士にとって、もっとも名誉な死に方といえば、「切腹」でした。罪を犯して死罪となったとき、斬首と切腹では、同じ死罪でもまったく意味が違いました。斬首は、悪人として幕府(国家)から処罰されるということにほかなりませ […]
海外・国内・歴史の雑学
なぜ、日本の幽霊には足がない?
ドラキュラにしても、フランケンシュタインにしても、狼男にしても、外国の怪奇スターは、日本の幽霊ほど怖くないという日本人が多いです。その理由として、外国の怪奇スターにはみな足があるから、という説があります。なるほど、日本の […]
なぜ昔の人の旅荷物はあんなに少なかったのか?
時代劇に登場する旅人の荷物は、じつに少ないですね。あれは真実の姿で、江戸時代の庶民の旅では、荷物はずいぶん少ないものだったのです。 持ち物といえば、お金をいれた道中差(どうちゅうざし)、携帯用燭台、印籠、算盤や手燭(てし […]
なぜ名古屋城の上には金の鯱(しゃちほこ)がある?
名古屋城の天守閣に燦然と輝く金の鯱。あの鯱は、魔除けのためにあります。 鯱は、海のギャングのシャチとはちがって中国の伝説に出てくる架空の動物です。頭は竜で、背中に鋭いトゲを持ち、全体としては魚のような形をしています。ちゃ […]
なぜ、日の丸の上には金の玉がついているのか?
日の丸を掲げるときには、縞の旗竿の先に金の玉をつけるスタイルが一般的ですね。 一般家庭が祝祭日に日の丸を掲揚するようになったのは、明治中期以降のこと。当初はそれぞれ勝手に白地に赤の旗をつくり、物干し竿などに掲げていたとい […]
なぜアメリカでは履歴書に写真を貼らないのか?
日本でもアメリカでも、ある会社の採用試験を受けようと思ったら、履歴書が必要になるのは同じです。 このとき、日本では履歴書に本人の写真を貼るのが当たり前ですが、アメリカではその必要がありません。というより、もしも会社側が応 […]
リーゼントスタイルがそう呼ばれる理由は?
前髪をヒサシのように盛り上げ、両横の髪は後方へなでつける……これが、いわゆる「リーゼントスタイル」です。エルビス・プレスリーとジェームズ・ディーンが世界に流行らせたヘアスタイルなのですが、プレスリーヘアとも、ジミースタイ […]
なぜオリーブをくわえたハトが平和のシンボルになったのか?
ハトを平和のシンボルとするのは、「旧約聖書」の「創世記」のエピソードに由来する。「ノアの方舟」のくだりからです。 人間の堕落した行状に怒った神は、大洪水をひき起こすことを決意し、このとき正直者のノア一家だけに難を逃れるた […]
アメリカ人はなぜ「ポテトチップス」が好きなのか?
「カウチポテト族」とは、カウチ(長椅子)に座ってポテトチップスを食べる人々のこと。 アメリカで生まれた言葉だけあって、実際、彼らはポテトチップスが大好物なのですが、その理由は、植民地時代にジャガイモを食べられなかった反動 […]
天津甘栗は、本当に天津産?
天津甘栗の多くには、中国の河北省産の栗が使われています。この地方の栗は、小粒ですが、栗そのものに甘みがあり、妙るときに何の調味料を加えなくても、十分な甘味が出るのです。 ただし、河北省といえば、北京の北方で、万里の長城の […]