ギア・ロン皇帝は、安南(ベトナム)の名王との誉れが高かった人物です。彼の墓は何者かにねらわれ、荒らされたとの噂でした。 あるとき、ひとりの漁師がユエ川で釣りをしていたところ、頭蓋骨が流れてきました。 拾いあげて調べてみる […]
海外・国内・歴史の雑学
金の発見がなぜ没落の運命を呼び込んだのか
アメリカ・カリフォルニアで金が発見されたのは1848年1月24日、ジョン・オーガスタス・サッター製材所の水車用水路においてでした。 共同経営者のジェームズ・ウィルソン・マーシャルが水路を見回っているときに、川底に光るもの […]
ナポレオンも降参した、老将軍の苦肉の策とは
ナポレオンは、軍事において、彼の右に出る者のいないほどの天才であったといいます。ところが、天才司令官ナポレオンの裏をかき、自国を守りきった英雄がいました。 彼の名は、老将軍クトゥーゾフです。 ナポレオンがロシアに攻めこん […]
道兼が手にした悲願の「関白」は人生最大の過ちだった
平安時代中期の公卿藤原道兼は父兼家の命を受け、言葉たくみに天皇に退位を持ちかけ、もくろみどおり花山天皇を退位、出家させることに成功し、後釜に外戚の一条天皇を即位させました。 この功績があるため、父兼家の死後、摂政の地位は […]
異例の出世が道真にもたらした転落の人生とは
学問の神様として崇められている菅原道真。彼の一生は「異例の昇進」ののち「突然の左遷」と波乱に満ちたものでした。 道真は、祖父、父など代々学者の家のうまれで、朝廷政治の中枢人物となるべき身分ではありませんでした。ところが、 […]
女性上役と不倫、哀れ!その精算の果ては
いまや、オフィスを歩けば不倫にぶつかるというほどの不倫ブームだとか。 お金があって、経験も豊富な上司というのは、若い女子社員のかっこうの疑似恋愛の相手なのかもしれません。しかし、日本より、もっとすすんだアメリカの場合、不 […]
3度死んでも生き返った絶対死なない男がいた!
「一病息災」ということわざがあるぐらいで、生来の健康・不健康が、いざ寿命の長短ということになると逆転されるのは、よくあることですが、世の中にはなんと、「一病」どころか、3度も死にながら、達者で暮らしているおじさんがいまし […]
憧れの商社マンの妻になれたはずが、大違い!
海外に駐在する商社マンは、給料はいいし、外国の物価も安いしで、リッチな生活……。このような話はよく耳にする話で、Y子も、海外へのあこがれと、リッチな生活へのあこがれの両方から、海外駐在員の妻になるのが夢でした。 そうして […]
将軍家光誕生にかけた春日局の一念
春日局が将軍の跡継ぎ問題で、徳川二代将軍の御台所(夫人)と対立したのは有名な話です。 長男竹千代の乳母(めのと)である春日局と、利発な次男の国松を籠愛する御台所。二代将軍秀忠までが肩入れしていたため、大奥の人気も国松に集 […]
なんと、平安時代に逆転無罪を勝ち取った主婦がいた!
法廷で逆転無罪を勝ちとるのはたいへんむずかしいものです。 ところが、平安時代、すでに、それをやってのけた女性がいました。裁判で国司らの誤判を認めさせたのです。 讃岐の国の秦浄子なる女性がその人です。彼女は飲酒仲間の浪人に […]