「火のないところに煙は立たない」と言われますが、「火のないところでも火をおこす」ことはできます。以下は、その昔、少年鑑別所で、少年たちがタバコに火をつけるために行っていた方法です。
彼らは運動の時間に外に出るときに、ガラスの破片を拾います。それを部屋に持ち帰り、床板に激しくこすりつけるのです。摩擦熱によって、床板は次第に発火点に近づきます。そこに、ポケットの隅に溜まっていたホコリなどを火口にして、息を吹いて引火させます。
これでめでたく火が誕生。これを拾ってきたシケモクにつけて、一服というわけです。
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